リアルビジネスは必須!電話コンバージョンの設定方法
お問い合わせのほとんどが電話でもあきらめないでOK
実は、ホームページとはいえ、店舗集客やBtoBであったりすると、その問い合わせのほとんどが電話であるということは決して珍しくはありません。
お問い合わせや資料請求などのほとんどが電話からであるがために、コンバージョンの計測をあきらめていたりしないでしょうか?
でもご安心ください。
もしそのような状況だったとしても今回説明する方法を試すことで電話経由でのコンバージョンを計測することができるようになります。ぜひ設定してみてください。
イベントトラッキングの目標設定でコンバージョンを計測する
スマートフォンユーザーの電話通信をコンバージョンとして計測したい場合は、電話発信を設定しているリンクにイベントトラッキングをすることにより比較的簡単に計測することができるようになります。
イベントトラッキングを設定してパフォーマンス改善に役立てよう
スマートフォンのタップ時にイベントを計測させるためにタグをカスタマイズ
以下のようにすることで、タップすれば電話発信するリンクを設定することができます。
<a href="tel:0120XXXXXX">フリーダイヤル:0120-XXX-XXX</a>
この <a href=”tel:0120XXXXXX”> の部分を以下のようにイベントデータを送信するJavaScriptを追加します。
カテゴリ「tel_button」、アクション「smp_push」、ラベル「button_top」とした例
<a href="tel:0120XXXXXX" onclick="ga('send','event','tel_button','smp_push','button_top');">フリーダイヤル:0120-XXX-XXX</a>
(0120XXXXXX は実際に利用される電話番号に書き換えてください)
このイベントを目標として設定する
このイベントを目標と設定することで、電話発信をコンバージョンとして計測することが可能になります。
アナリティクスで解析はじめの一歩!コンバージョンを計測する方法
目標設定の種類で「カスタム」を選択
目標の説明
名前にはわかりやすい名前を入力
タイプはイベントを選択
目標の詳細
イベント条件を指定します。今回の例では、カテゴリに「等しい」「tel_button」(←これは分かりやすければ何でもOKです)を入力。コンバージョンの目標値としてイベント値を使用を「はい」として、「保存」をクリックして完了です。
ここに指定する条件は、イベントデータを送信するJavaScriptがカテゴリ、アクション、ラベルの3つを設定されてあったとしても全部が一致しなければならないということもありませんん。
例えば、イベント種類を把握するために、カテゴリ、アクション、ラベルの3つを設定するのですが、コンバージョンとしては、今回カテゴリで指定した「tel_button」だけ一致していれば、それ以外は何でもいい、ということも少なくはないでしょう。
その場合は、カテゴリだけ条件に一致していればコンバージョンとして計測するといった指定が可能です。
PPC広告のコンバージョン設定との併用
AdWordsやYahoo!プロモーション広告などのPPC広告でも電話コンバージョンを計測したいということも少なくはありません。
その場合は、以下のように書き加えることで、両方の計測が可能となります。
<a href="tel:0120XXXXXX" onclick="yahoo_report_conversion(undefined); goog_report_conversion('tel:0120XXXXXX'); ga('send','event','tel_button','smp_push','button_top');">フリーダイヤル:0120-XXX-XXX</a>
(0120XXXXXX は実際に利用される電話番号に書き換えてください)
Yahoo!プロモーション広告で計測したい場合はこちらを書き込む
yahoo_report_conversion(undefined);
AdWordsで計測したい場合はこちらを書き込む
goog_report_conversion('tel:0120XXXXXX');
↑ 0120XXXXXX は実際に利用される電話番号に書き換えてください
PCサイトの場合はどうすれば?
今回紹介した方法は、スマートフォンでの閲覧で、かつ電話発信のリンクをタップするというのが前提の方法です。つまりPCで閲覧したケースはもちろん、スマートフォンで閲覧したとしても、電話は家電からなどスマートフォンから直接電話発信をしない場合は計測できないというところが難点です。
もし、それらも含めて計測したい場合は、専用の電話番号を用意するなどといったことで計測する方もいらっしゃいます。
また、それらの計測をサポートしているサービス会社もありますので、そのようなサービスを併用するなども検討していいかもしれませんね。
「そこまでは・・・」という場合では、電話をしようと考えている方が必ず見たくなるようなページを1つ用意して、そのページを見ることを仮のコンバージョンとしてカウントするなどといった方法もおすすめです。
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