Googleアナリティクスを活用したサイト改善・ネット集客力アップの流れ
誰もがインターネットで情報収集することが出来るようになった今、ホームページは「実店舗と同じか、それ以上に大切」と言われる方も少なくはありません。
しかし、「ホームページを作ったはいいけど結果がでずに困っている」という方が多いことも事実です。
結果につながるかどうか、それはホームページを作ることを目的としているのか、それともホームページを使って集客することを目的としているのかの違いにあります。
訪問数やページビュー数が増えても・・・な理由
こんにちは、皆川です。
これから効率的にサイト改善・ネット集客力をアップさせる流れについてお話しします。
私、皆川顕弘のプロフィールはこちら
どのようにサイトを改善し、ネット集客力をアップさせるのか?
もし思ったような成果(コンバージョン)がでていなかったとしても極端に落ち込むことはありません。理由は簡単です。結果をだしている方の多くも、はじめから満足いく状態ではなかったからです。
では、成功した方たちはどのようにしてきたのでしょうか?
私は今まで、多くのインターネット集客のサポートをしてきました。その中には、気持ちいいくらいに成果につながったケースもあれば、残念ながら失敗してしまったケースもあります。
お陰様でたくさんの種類の業種業態に携わらせていただきました。地域の店舗集客やローカルビジネスから、誰もが知っている大手企業まで様々です。
規模の大小やスピード感などの違いはあります。しかし、サイト改善をしてネット集客力をアップさせるアプローチ方法に大差はありません。
大切なのは順番です。
成果を得ようとがんばるあまり、傷口を悪化させてしまうケースが多々あります。順番を間違えるとこのようなことになりかねません。
繰り返しになりますが、大切なのは順番なのです。
Google アナリティクスを見ることがネット集客成功のファーストステップ
ホームページやブログは公開してからが本当のスタートです。公開したら必ず状況を確認しましょう。この状況確認、自己診断がネット集客を成功につなげるためのファーストステップです。
Googleアナリティクスからは、さまざまな情報を確認することができます。閲覧ユーザー数、参照元(どこから来たのか)、どのページが見られているのかなどの基本的な情報。また、リピートユーザーの数や性別・年齢などがわかるユーザー属性、特定地域やスマートフォンで見ているユーザーだけの情報だけをチェックすることも可能です。
アナリティクスで検索キーワードを調べて集客アップに活かす方法
コンバージョンをチェックする(ステップ1)
まずコンバージョンがついているかどうかを確認しましょう。コンバージョンしているようでしたら、次はコンバージョン率を確認してみてください。この数値が理想値、またはそれを上回る良い状態の場合と、理想値を下回る悪い状態の場合とで、次に進むプランが異なります。
もし、コンバージョン率が良いのにも関わらずコンバージョンの数が足りない場合は、単純に訪問者数が少ないだけの可能性があります。ですからアクセスアップをするための対策をしてみましょう。(ステップ3へ)
※目標設定がまだの方はコンバージョンを確認できるようにしましょう。
ボトルネックを把握し改善を施す(ステップ2)
コンバージョン率が悪い状態の場合、何が原因でコンバージョンしないのかを探ります。全体の指標はもちろんですがボトルネックとなっている要因を探り出し、個別にメスを入れていくことが効率的です。
直帰率や離脱率が極端に高いページがないだろうか?ページ閲覧数、ユーザーの滞在時間は少なすぎではないだろうか? などの指標をまずは確認しましょう。
これらを改善するために、どうしたらよいのかを検討していきます。
また、セールスやオファーを投げかけているページが一定数見られているにも関わらずコンバージョンが発生しないというケースもあります。このケースでは閲覧しているユーザー属性の確認や、ページ構成の見直し、オファーが適切かどうかなども含めて検証していく必要があります。
アクセスを集める(ステップ3)
コンバージョン率に改善が見られてきたらアクセスを集めてみましょう。上手くいけばそのままコンバージョン数に反映されていきます。
アクセスアップの方法は複数ありますので、やりやすいものから手をつけてみると良いでしょう。
例えばこれらの方法で「アクセスアップできないか?」を考えてみる
SEO(検索エンジン対策)、SNS(facebook、twitter、instagram …)、PPC広告(リスティング広告、ディスプレイ広告等)、YouTube、メールマガジン …等
効果を検証する(ステップ4)
状況を改めて確認します。順調であれば、更に良くするためにはできることはないかを考えてみましょう。
ただ、アクセスを集めることで新たな層のユーザーがアクセスするようになり、コンバージョン率が下がる可能性も否めません。その場合は、再度ボトルネックとなっている箇所を探し出し改善していきます。
PDCAを繰り返す(ステップ2に戻る)
自己診断、改善策の検討、そして検証を繰り返していきましょう。この際、Googleアナリティクスが大いに役立つということは言うまでもありません。
ポイントは何か施策をする際は、「AにしたいからBをする」という仮説に基いて実行するということです。この前置きがあるだけで、解析する際も効率的に判断することが可能になります。
Googleアナリティクスを使ったアクセス解析は楽しい
アナリティクスの情報を見ていると本当に楽しいです。色々なユーザーの顔や行動が目に浮かんできます。アクセス解析にどっぷりはまってしまう人はこれが理由かもしれません。
しかしアクセス解析そのものには価値はありません。解析したところで何もしなければ何も変わらないからです。そこから得た情報をどのように集客に活かすのか?という判断をすること、そしてそこからつながる行動にこそ本当の価値があります。
もちろん事業用のホームページやブログでしたら、改善のスピードも求める要素であることでしょう。そこで役立つのが様々な経験です。
慣れないうちは一つ一つの作業や判断に時間がかかるかもしれません。しかし、回数を重ね、数多くの経験を積むことで、必ず効率的にできるようになります。ですから決してあきらめないでください。
サポートが欲しい方へ
「一人では難しい」「客観的がアドバイス欲しい」 もしこのようにお考えでしたらコンサルティングメニューをご活用ください。
データを読み解き、そして次につなげる行動のサポートが、私たちの役目です。もしあなた様が、一人で何かを解決したいと思い悩んでいるようでしたら、ぜひ一度お声がけください。
あなた様の成長をお手伝いさせていただければ私も本当に嬉しいです。