Googleアナリティクスの指標・数値の意味
今回は、Googleアナリティクスの指標の種類、意味について解説していきます。
Googleアナリティクスを活用したサイト改善のはじめの一歩は、「指標の意味を理解」することです。なぜならなんとなくレポートを見ているだけでは、サイトを改善することができないからです。まずはしっかりとGoogleアナリティクスの指標の意味を理解して、サイトをステップアップさせていきましょう。
Googleアナリティクスの基本レポートの種類がわからない方は、前回のGoogleアナリティクスの基本となるレポートの種類も合わせてどうぞご覧ください。
動画でも主な指標・数値の意味について解説しております。
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ユーザーサマリー(レポート概要)
「ユーザーサマリー」を開くには左メニューの「ユーザー(旧:オーディエンス)」→「概要」を選択して、概要欄を開いてください。ここは主に、ウェブサイトが機能しているかや、サイトの状況判断ができる場所となります。
基本となる8つの指標
ユーザーサマリーに表示される8つが、Googleアナリティクスの基本となり、最も重要な指標です。今回はこれらの意味について解説しますが、ここは重要なポイントになりますので、しっかり覚えておきましょう。
(1)ユーザー
期間内に、ユーザーがウェブページに何人訪れたのかを表す指標です。
(2)新規ユーザー
初めてこのサイトに来てくれた人の数を表す指標です。
初めての定義について
ウェブサイトを見ると、Cookieという情報が仕込まれるようになっていますCookieの有効期限内(デフォルト値では2年間)に初めて来た人の数がここにカウントされています。(有効期間は設定で変更可能)
ただし期間が2年に設定されているケースでは、3、4年ぶりにサイトに訪問したユーザーは、本来はリピートユーザーとなりますが、アナリティクスの定義上、新規ユーザーとしてカウントされます。
(3)セッション
セッションはサイトにアクセスされた回数を表す指標です。今までの(1)ユーザー、(2)新規ユーザーは、ユーザーが何人来たかという数値ですが、セッションは人数でなく回数です。
(例)
30日の期間で、1人のユーザーが3回サイトに訪れたら、ユーザーは1、セッションは3とカウントされます。
(4)ユーザーあたりのセッション数
ユーザーあたりのセッション数とは(セッション数)÷(ユーザー)です。
一人あたり何回サイトに訪れたかを表す指標です。
(5)ページビュー数について
期間中に何ページ見られたかを表す指標です。TOPページだけでなく、個別のページも含まれた、閲覧された総ページ数になります。
(6)ページ/セッションについて
1回あたりの平均閲覧ページ数を表す指標です。
(ページビュー数) ÷ (セッション数)=(ページ) / (セッション数)となります。
(7)平均セッション時間について
1回のセッションで滞在していた平均時間を表す指標です。
(8)直帰率について
直帰率は、1ページだけ見て離脱してしまった率を表す指標です。
直帰とは?
ユーザーさんがサイトを開いて、見たものの「何か違った…」「解決してしまった…」と言う時に次のページに行かず、ブラウザのバックボタンを押してしまったことを直帰と言います。
直帰率とは?アナリティクスを使ったサイト改善はここからチェック
まとめ
今回は、指標の種類、意味について解説しました。
この8つの指標は、ページの改善点を見つける重要なポイントとなりますので、サイトへのアクセスを増やす工夫を見つけるきっかけになるよう、定期的に各項目を入念にチェックしてください。
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